母国アルバニアがオスマン・トルコとの戦いに勝利したこと、アルバニアの英雄スカンデルベグを称えるお祭りです。
特にカラブリア州・コセンツァ県にはアルバニア集落が多いのですが、ほとんどの街で現在でも行われています。
お祭りの内容は、伝統衣装を纏い、郷土舞踊と音楽を奏で、街を練り歩きます。
去年はチヴィタという街のvalljaを見に行きました。
地元のグループ以外にも、他のアルバニア集落グループが集まり華やかなお祭りでした。
今年はSan Vasileという小さな集落のお祭りに行きました。
アルバニア語の歌を民族衣装を着ていない人たちも一緒に大きな声で歌っていました。
小さい街だけあり、とても団結している素敵なお祭りでした。


もともとValljaのお祭りのこの練り歩き。

男性二人に対して、後は女性たち。
これはオスマン・トルコとの戦い時、アルバニア人の男性は山に隠れ、アルバニア人女性たちがトルコ人を迎え入れ、食事を振る舞い、お酒を飲ませて一緒になって踊り、油断したところにアルバニア人戦士がトルコ軍を攻め入って勝った戦いを表しているそうです。
男性が二人だけなので、参加する人が少なかったのかな、なんて思っていたら、すべて意味のあるものでした。
今年はなんと、アルバニア大統領が訪問したこのValljaのお祭り。
春の訪れの復活祭のはずが、この日はとても寒く、写真では見えませんが雪が舞っていました。。
民族衣装の方々、本当に寒かったと思います。。。
後世まで続いていってほしい伝統のお祭りです。
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復活祭の翌日の月曜日は、たいていの人はお庭でBBQ、そして火曜日もこのあたりでは、フェスタ。
食べまくりなわけです。
私は食べることは好きですし、飲むことも好き。
でも3日間同じ(ような)メンバーと、食べつくすのは、いい加減、もういいかな、と言う感じです。
そこがイタリアのフェスタの良さなんですけれど、私は1日で十分。
翌日はお弁当もって歩きたいと思い、最近映画のポンペイを見て、いつか行きたいと思っていたポンペイ遺跡にいってきました。
自宅からポンペイまで車で3時間程度ですね。
高速降りたら、そこはナポリ。カラブリアとも違う空気が流れてて、一気にテンション上がります!
1台のバイクに夫婦+子供二人が乗っていたり、ランチ時間じゃないのに道端にはアーティチョークの炭火焼が売っていたり。
やっぱりナポリは、気をつけないといけない部分もあるけど、ナポリはナポリ。好きです。
駐車場もとても混んでいて、奥の方まで行ったらVilla dei Misteriの出口の近くで止められました。
近くのお土産屋で案内ブックを買ったら「俺、ずっとここにいるから車見ておくね」とやさしい申し出!
さて、いざ、2000年前の世界へ。







美しい神殿や劇場から、テルメ(浴場)、美しいヴィッラから、パン屋や居酒屋など、普通の人々の生活が見れる、本当に貴重な遺跡でした。
歩いて歩いて、約5時間。全部は周れませんでした。
感動しながら歩いてたので、全然疲れないのが不思議。
映画の影響もあり、「あ、ここがローマの悪い皇帝が死んだところね」なんて、シモーネと話していましたが、
私の中では「テルマエロマエ」の世界だわ~。と何度もシモーネにストーリーを説明していました。
次は、テルマエロマエ見ないと!
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