シモーネには妹と弟がいますが、3人それぞれマンマのパッショーネ(好きなもの・熱意があるもの)を受け継いでくれたと誇りに思っているそうです。
一番目のシモーネはミシンを使う仕事ですので、裁縫。
2番目の妹は小学校の先生で、子供好き。
3番目の弟は料理人。
親元を14歳で離れ、ミラノで仕事をし、シモーネパパと出会い、カラブリアでの生活を始めた当時、大変なこともあったでしょう。。
何回かマンマから洋服を作ってもらいましたが、2・3年前に作ってもらったこの黒いシックなコート。

ラナコッタというかなり温かいウール製の生地を使っているので、かさ張らないのにとっても温かいのです。
今まで自分のサイズに合わせてもらった洋服なんて着たことがなかったので、肩幅も合い、そして長さも自分の好きな丈にしてもらいました。
売っている洋服って、もう少し丈が欲しいとか、100%自分の身体に合うもの、見つけにくいですよね~。
昨年の秋、トスカーナとピエモンテ旅行をしたときに着ていったのですが、本当に温かくシモーネマンマの愛情を感じました。。。
近くにいると、家族の事情や問題に巻き込まれることが多いし、さすがイタリア人たちで、あれ、あれれ?と思うことも多いですが、不器用ながらも悪気はなく、愛情をもって接してくれているんだな~と、離れてみて気づいたのでした。
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もちろん普段はメールと電話が基本ですが、時々関係が長く続くと、遠くから遊びに来てくれます。
北イタリアの人もいますが、お客様の多くは、プーリャ、シチリア、カラブリア、カンパーニア、バジリカータとやはり南イタリアの人が多いですね。
昨日は、プーリャ州バーリの近くから青年二人がやってきてくれました。
もう何着もシモーネのウェットスーツを使ってくれる、お得意さんです。
そしたら、なんと、こんなに!!!ワインも地元産のワイン5リットル、そしてタラッリにビスコッティに、、、。

その他に大きなフォカッチャも頂きました。
こんなに頂いて申し訳ないので、ランチはせめてもの、、、と私たちがご馳走しました。
南だけではないと思いますが、こういうところ、イタリア人らしいな~と思います。
きっと日本でもあるはずですが、東京では少ないんじゃないかな。
エオリア諸島のリパリ島に住む人にオーダーメイドで作って送り、修理で再度送り返してもらったら、リパリ島の名物、パッシートワインや自家製のはちみつなど、たっくさん送って下さったり。
そういう温かい人の繋がり、いいですよね♪
私も大切にしていきたいな~と思います★
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私は週の半分は主人の家族と食事をするし、和食に慣れていない人ばかりなので、イタリア料理を食べています。日本で生活していた頃とは比べ物にならない頻度でお肉を食べるし、体を冷やす夏野菜を1年中食べています。
辛いもの多いカラブリアだけに、唐辛子いりの発酵食品は多いですが、その分刺激的なものを多く食べています。
今では胃の調子も良くなって問題なく少量であればお肉も食べられるようになりました。
が、今まで胃が痛かった、消化が出来なかったときに食べたものを思い出すと、お肉や生サラダを食べた後に高い頻度で胃の痛みがありました。
そんな頃、イタリアに住む友人の影響で、マクロビオティックにとっても興味を持ち始め、調べ始めました。
すると、イタリア人の体は陽性、日本人の体は陰性、私が食べている食事はほとんど陰性のものばかり口にしていたので、体が陰性になりすぎてしまったのだと思います。
限られているイタリア田舎生活で、完璧なマクロビ生活は難しくても、その知識を少しでも知った上で食べ物を口にしていきたいと思います。

米粉やビオの豆腐、玄米、そして甘味料として甘酒も買えるんです!
子宮や婦人科系の病気をする人にも良いとされるマクロビ、玄米生活。
本当に何かを始めるには、経験しないと始めることは難しいんですね。
今まで興味あるな、と思いながら始められなかったのは、実際に問題にぶち当たっていなかったから。
体の変化があるまで私のペースなら時間がかかりそうですが、少しずつやってみます!
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レッスンは2回で、マリーサの長時間レッスンだったので、ナポリらし~い写真が1枚もないことに!!!
途中雨が降ったし、とにかくレッスンが思った以上に長時間で、マリーサのホスピタリティ溢れるレッスン、おしゃべりが弾んでしまいますよねー。
ホテル⇔マリーサの家の往復中、ショッピングだけは出来ましたけれどね♪
ナポリで買った、老舗チョコレート店「Gay Odin」


お店で味見をさせてくれた時、カカオの味が効いていて美味しくって、これは少量で満足できるね~。
なーんて話していた日本人の私たち。
カラブリアに帰って家族で食事をしていた時に開けたら、気に入ってくれたのはいいけれど・・・・。
すぐに食べきってしまいました・・・。(涙)
イタリア人は男性でも甘いものが好きだし、食後にはチョコやトルタなど甘いものをよく食べます。
分かっていたけれど、ここまで早いとは~・・・・。
イタリアでの覚書> 開けたら最後!!!

また買いに行かなきゃ~!
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手に入るといつも大切そうに、ブルスケッタ(トーストしたパン)にして食べたり、パスタに合わせて食べている。
きっとBottarga(からすみ)好物なんだと思う。
けれど好物だから、というより獲た魚・タコの卵を捨てるのがもったいない、と理由でタコの卵を塩漬けにし、長い時間かけて乾燥させて、2ヶ月以上かけて「Bottarga dell'uovo di polipo(タコの卵のからすみ)」を完成させました。
うまく塩抜きができなかったので、からすみの表面に塩がまだ残ってしまっているので、ちょっと塩辛かったけれど、味はからすみ!


改善点はあるけれど、美味しいと、サルディーニャ島出身のマンマにもお墨付きをいただき、
次回はまとめて大量に作る、と意気込んでいるシモーネでした

けれど、サルシッチャ=ソーセージと訳すと、物を見て少し、え??と思うかもしれない。
イタリアでは、日本で慣れているソーセージ・ウィンナーはWurstel(ウュッセル:ドイツ語)と言った方が良いと思う。
イタリアでサルシッチャは、いわゆる肉の腸詰。
↓これがイタリアのサルシッチャ。

とっても美味く、カラブリアでは辛い味のサルシッチャと辛くないサルシッチャが食べられています。
美味しいけれど、たまにはシャウエッセンのような、茹でてプリっとしたウィンナーが食べたい。
ドイツとイタリアはこんなに近いのに、ここではドイツのウィンナーが手に入らなかった・・・。
ドイツ風のウィンナー・Wurstel(ウュッセル)として売られているのは、何とも魚肉ソーセージ風な味のするいけてないソーセージだけ・・・
そんな中!
この街にドイツ系のスーパーができて、そこではやっと美味しいドイツのウィンナーが買えました


シモーネ以上に、このウィンナーをがっついて食べてしまいました

日本ではそんなにウィンナー好きじゃなかったのに・・・苦笑。
ここにはないと思うと、変わるものですね・・!
シモーネのママは裁縫が得意で、洋服はほとんど自分で作ります。
パンツもシャツもセーターもコートさえも自分のセンスで、オリジナルでさっと作ってしまう彼女。
いつもその作業を見ていると、本当に楽しそうで、職人という感じで憧れていました。
だって自分の服を、自分のサイズに合わせて、色好みもバッチリな服ってそうそう見つからない。
そんな彼女に刺激され、去年の今頃始めた、人生初のセーター作り。
寸法を間違えていたり、編み目が変になってやり直したり、そんな事をしている間に、春になり夏になり、暑い季節にセーター作りなんて進むはずもなく、1年経ってしまいました(汗)
さすがにそのままにされている、作り途中のセーターを見て見ぬふりもできなくなり、仕上げました。
肩の辺り、繋ぎ合わせがちょっと微妙な所もありますが、人生初のセーター(カーティガン)作りました!

寒い日も、ヒートテックとこのセーターで温かく過ごせそうです!
これは日本のイタリアンレストラン、Barでも楽しめる味。
とっても簡単に出来ました

アルコール(95%)に、レモンの皮を2週間ぐらい漬けます。

※レシピによって2週間とか1ヶ月とかありましたが、2週間程度でも大丈夫でした。
砂糖と水を弱火にかけ、砂糖を溶かし、レモン色とレモンの香りがしっかりいたアルコールにへ加えました。

その後も味がしっかり沁みるまで、1週間くらい待ちました。

アルコール(95%)と材料費を入れても、ボトル1本(750ml)あたり4、5ユーロでリキュールができるので、
自家製の方が安上がりで美味しいし、甘さも調整できるので、いい感じです

その為たとえ自分が飲まなかったとしても、不意な来客に備え、caffe、コカ・コーラやビール、リキュールを揃えるのが当たり前。
誰に言われたわけでもありませんが、友人宅にお邪魔するたびに、さまざまな種類の飲み物、リキュールを勧められるので、何となく自分も最低限ではありますが、用意するようになりました。
今まではお店で買っていたリキュールを、簡単に作れるもののレシピを友達からもらい、自分達で作ってみました。
【Liquore di Liquirizia】
カラブリア特産のLiquirizia(リクイリッツィア・甘草)
カラブリアで採れるLiquiriziaはとても評判が高いのです。
味は・・・最初は苦手でした。苦く、濃ーい味なのです。
日本では馴染みがないと思いますが、イタリアでは子供から大人まで、とっても人気の味です。
私もだんだんはまってきて、最近は飴もLiquirizia味を選ぶし、リキュールも大好き。
カラブリアのイオニア海沿いの町、Rossanoにある『Amarelli』社で、Liquiriziaの粉末を購入。

作り方はいたって簡単。
鍋にお砂糖・水を入れ弱火にかけ、砂糖が溶けたらLiquiriziaの粉末を混ぜ、アルコールを入れ、荒熱をとるだけ。

よく飲むリキュールはとっても甘いので、甘さも自分達で調整できるし、手作りはいいと思います♪