2012年 05月 28日 ( 1 )

イタリアの大学卒業

先日、義理妹が大学を卒業しました。

大学のシステムについてはまだ把握できないことが多いけれど、入学するのは人気のある学部や人数制限のある学部を除き、日本に比べ簡単なようです。

どんな高校を出たかにもよるけれど、基本高等学校と呼ばれるところでしっかり勉強している生徒であれば、日本のようなセンター試験を通らず入学できます。

その代わり、試験や卒業は大変。記述試験、口頭試験の二種類があり、点数も後々残るので、一度受けた試験の得た点数が納得できず、先に進めるのにも関わらず、もう一度より良い点を取るために再チャレンジをする学生もいるなど、日本の4年制に比べ、道のりはとても長いのです。

これも人によるのですけれど。

点数なんて気にしないで、先に進むこと重視の人はやる気さえあればどんどん進む。

けれど卒業するとき、最終評価点数が高ければ高いほど、就職に有利なので、その点数を少しでも上げるために一つ一つの試験を大切にしていく学生も多いのです。
逆に年数が多ければ多いほど、学費が増していくので、今の不景気にはそんなこともできない現状ですが。


去年12月に大学のすべての試験を終えていた義理妹、サムエラ。

1歳になる子供を抱えて取り組んだ卒業論文。大変な毎日だったと思うけれど、乗り越えられて良かった。

大学の最後の日は、卒業式で一斉に講堂に集まるということもなく、同時に卒業できる学生とともに、製本した卒業論文を教授陣にプレゼンテーションします。

入学から今までに得た評価点に、最後の卒業論文の点数を加え、最高110点のところ、彼女は105点。大満足です。

それぞれの学生の家族や友人が見守る中、教授陣にプレゼンテーションをします。
それぞれ15分程度が基本。
c0171485_2212458.jpg



全員がプレゼンを終えると、一度みんな教室を出て、教授陣が点数を検討し始めます。

その後、再度入場して、点数を言われ、書類にサインし、卒業。
c0171485_2223894.jpg


校歌とか歌わないんですね~。
そして発表される時に、月桂樹の冠と黒いマントを着るのが伝統。

月桂樹の冠は用意したけれど、黒いマント、着たければ8ユーロと業者がいました・・笑

姪っ子ちゃんは、いつもと違うマンマの姿に不信な顔つき。
c0171485_2225396.jpg



シモーネのパパとマンマ。
経済的に厳しいときもあったけれど、娘の大学卒業に感無量のようでした。
彼らにしたら、子供を大卒にしてあげることは親にとってある意味、夢のようなもの。

けれどこれからより大変な仕事探しが残っています。
卒業する前に就職先を決める人もいるけれど、現状卒業してから探すのが一般的。


そしてコンフェッティと呼ばれる、お祝い事に必ず登場するチョコレート菓子。

結婚のお祝いは白、出産のお祝いは、女の子はピンク、男の子はブルー。
大学卒業は男の子も女の子も両方、赤。結婚25周年は銀色、などなど。決まっている。
c0171485_2272884.jpg




パーティーの用のケーキもベースは赤です。
c0171485_2344937.jpg



初めて参加した大学卒業。
いろんな違いが目に見えて面白かったです。
何より・・・これからも彼女にがんばってほしいです006.gif


にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
にほんブログ村


[PR]
by yumi_nan911 | 2012-05-28 02:52 | カラブリア郷土料理・菓子 | Comments(9)

イタリア、カラブリア州での毎日。イタリア観光地とは違う、南イタリアの生活や美味しい情報など。


by yumi_nan911
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31