4月に入っても例年に比べて寒いカラブリア州です。
まだまだコートが手放せません、、涙。
今日からオレンジゾーンに変わったカラブリア州、相変わらずレストランやバールはテイクアウトのみの営業ですが、色んなお店が営業できるようになります。あとは、在住市内の移動は自己証明書を持たずに移動が自由に出来ます。
復活祭で、人の移動があったので、一時感染者が増えたのですが、それでも在住市では一ケタの新規感染者くらいなので、まだ他のレッドゾーンに指定されている場所に比べると、良い方だと思います。
私から見ると、かなり皆気をつけているように思います。
レッドゾーンとなると、本当に街から人が消えます。って、もともと人が少なく、人が集まるような所がないという、、(苦笑)
若者が夜集まるような、パプやバールがやっていないとなると、本当に行く所がないんですね。
家の裏にある、隣町モラーノまで続く散歩道があるのですが、そこをウォーキングしている人は多いですが、都市ではないので、本当に密がありません。
唯一感染が広がる可能性があるのが、やはり家族内での感染。
親族が集まるのを避ければ、もしくは距離を保ってマスク着用すれば、多くは避けられるのだと思います。
集まってしまっている家庭もあるとは思いますが、まぁ、みんな気にして本当に身近な人だけという所が殆どだと思います。
イタリア人がこんなにマスクを普通にするようになるとは思いませんでしたね~。
今では使い捨てでも、カラーのマスクが登場するなど、お洒落なものも市場に出回っています。
2月下旬から4月の下旬頃まで、毎年花粉症に悩まされる私ですが、今年はなんと一度も花粉症用の薬を飲んでいない!
近所で除草作業をしている時は、花粉が舞い散るので、その日は外出を避けますが、普通に生活をしていて、普段マスクをつけるだけで、1度も飲まないで済むなんて、嬉しいです。
今後コロナ禍が終わったとしても、きっとマスクは完璧にはなくならないだろうし、毎年この時期マスクを普通に付けられるというのは花粉症の人にとってあり難い。
コロナ禍で、一番大変な職業の人は、おそらくレストランやバールの経営者、スポーツクラブの経営者、観光業の方かなぁ、と思います。
きちんと登録して営業をしている所は、少ないですが国から多少の援助は出るようですが、地元のサッカーチーム、空手道場、ダンススクールのように、アソシエーション(非営利組織)として行っていた所は、国からの援助もなく、本当に苦しいと思います。
それと反対に、この状況でも変わらずに仕事が出来てあまり影響がなかった職種の人など、逆にどこにも行けない生活なので、家の修理や新しいキッチンを購入する人が多いと、その仕事をしている人に聞きました。
ステイホームで家にいる上、あれこれ考える時間がたっぷりある、せめて今のうちに出来る所はやってしまおう!という人が多いんですね。
2021年に入ってもあまり状況は変わらず、むしろ危険が近づいている状況で、ワクチン接種は今日から70代の人対象に始まったものの私たちが出来るのはいつ頃か、、、かなり先でしょうね。
クララも大きくなるし、早く日本の家族に会わせてあげたいな~と思うと切なくなりますが、何より健康であること(心も身体も)。
自由に移動が出来るようになったときには、色々行けるように、前向きに頑張りたいと思います!