家から一番近いユネスコ世界遺産
2013年 08月 12日
私の所在地から近い世界遺産と言えば、バジリカータ州のマテーラ、少し遠目でアルベロベッロ、そしてカンパーニア州のペストゥムがあります。
けれどこの世界遺産、ペストゥムだけでなく広範囲を全部集めた世界遺産で、
パエストゥムとヴェーリアの考古遺跡群やパドゥーラのカルトゥジオ修道院を含むチレントおよびヴァッロ・ディ・ディアーノ国立公園
長いっ
パエストゥムの考古学公園だけでも十分世界遺産になれるものの、近くの見どころを全て集めてしまった感のある世界遺産。
簡単に全部周れるわけではございません!!汗。
広すぎっ。
というわけで、両親滞在中にペストゥム(Paestum)とパドゥーラ(Padula)の修道院に行ってきました。
そこが短期旅行で見れるメイン的な観光地だと思います。
サレルノから南に下り、少し突き出た部分が『チレント国立公園』で、点々と見どころが散らばっています。
1日旅行ではなくゆーっくり滞在したい場所の一つです。
このペストゥムは紀元前6世紀に建てられたギリシア植民地時代の神殿、数多くの発掘物、そしてその後ローマ帝国の都市となり、円形劇場や広場が作られた記憶の残る、とても歴史深い遺跡です。
なんと、シバリ人によって建てられた都市であると!
シバリ人の遺跡はこちらから。
入り口を入るとすぐに見える、ケレス神殿。
紀元前にタイムスリップしてしまいそうな、風景。周りに高い建物がないのも魅力的でした。
ドーリアス様式の代表とされるネプチューン神殿、力強さに圧巻されました。
遺跡公園は真昼間に行ってしまったので、暑かったー。
手を加えられているものの、神殿の保存状態の良さ、当時の繁栄の様子がよくわかりました。
博物館にも数多くの発掘物、遺物が展示されていました。
一番気に入ったのが、これ「Tomba del tuffatore」(ダイバーのお墓)
そして観光が終わってからランチ。
ペストゥムは水牛のモッツァレラで有名な場所、クリーミーでまろやかで大好きな水牛のモッツアレラ。
ナイフで切ると中からミルクがとろ~っと流れ出て、中はソフトな舌触り。
結構有名どころの工房にいって買ってきたのですが、期待外れ・・・・ゴムを食べえているような感触。
住んでいる町にサレルノ県から売りに来る水牛のモッツァレラの方が美味しい~・・・とショックでした。
気を取り直して、パドゥーラの修道院へ。
カルトジオ会の修道院で、イタリアで2番目に大きい修道院といわれます。
建物の歴史は約450年以上にわたる。修道院の主要部分はバロック様式で、320以上の部屋が造られていて50,500m²の面積がある。 修道院は世界最大の回廊(約12,000 m²)をもち、84の柱に囲まれている。
(wikipediaより)
広大な回廊・・・
ドアの左上の小さな扉、こちらから食事が支給されていたそう。
仕事と瞑想を説くカルトジオ修道会の規則に従い、修道院では、その実現のためにそれぞれ違う場所がある。静かな回廊、ヴィエトリ産の陶器で出来たタイル張りの図書館の床、貴重な大理石製で飾られた礼拝堂、伝説によると1,000個の卵を使ったオムレツがカルロ5世の為に用意されたといわれる[1]広い食堂、巨大な樽のある大きな貯蔵庫、洗濯場、修道士の食料になり残りを外部に売る作物を栽培しているはずれにある広場など。修道士達はワイン、オリーヴオイル、果物、野菜を生産していた。
(wikipediaより)
もう少しオーガナイズが必要かな、と思う点も残りましたが、修道院の見る価値はありました!!
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暑い夏、ご自愛ください!
多過ぎて全部回るのって大変なんですね(^_^;)
ここも素敵なとこですね。ゆっくり滞在したい場合に
ホテルがあるんですか?
モッツァレラは、どこのメーカーでも同じような味かと
思ったら違うんですね。
私も先日、スーパーで買って食べたら「?」の味でした。
やはりゴムを食べてるような感覚がしました(-_-;)
こんにちは!イタリアと言っても広いので、全部回るなんて大変・・・です。
ツアーで手っ取り早くなら、早くこなせそうですが、一つ一つ周ると何十年もかかりそうです・・。日本もそうですけれどね。
ホテルはもちろんありますよ~!でも日本人観光客向けなところは少ないと思います・・。
モッツァレラ、イタリアの美味しいもの(自分が好きなもの)に慣れてしまうと、日本で売っているもの食べれないです・・・。
でもこの場所とっても有名なところだったから、逆に期待大で外れてショックでした~・・・。