イタリア人に和食を振舞うとき
2013年 02月 16日
でもまだ、大都市や海鮮が美味しく食べられる場所の話で、私の住む田舎部では当てはまらない。
もちろん魚好きはいるし、どこかでSUSHIを食べた事があるけど、上手かった!と話してくれる人もちょこちょこいるので、外国の料理が好きな食通の間で盛り上がる話。
本当にそれは変わった食べ物が好きとか、そういう人のの間で盛り上がるだけの話で、「ちょっと日本食に興味あるから食べてみたい」程度の人には要注意なのです。
シモーネは何度も日本に来た事あるし、生魚も好きだし、日本食大好きな人。
が、家族はそうはいかない。
まぁ、よく作る巻きツナ寿司くらいは慣れてきてくれて、マンマも「海苔美味しい」というほど。弟のアンドレアはシェフ志望だし、和食素材にも最近興味出てきたよう。
シモーネ妹の旦那さん、今まで一度も日本食食べた事ない人で、興味ないのかと思っていたら、最近日本から帰ってきたこともあり、色々質問されたので、もしやこの人SUSHI食べてみたいとか?と読み取った。
2月始めの日曜日、妹家族がやってくる事もあり、節分だけに海苔巻きを作った。
海苔が外側の普通巻と、裏巻を作った。
イタリアのお米(Originario)を使ったけど、なんとか美味しそうにできた。
写真は日本で作ったモノ。これと同じくらいには出来ました♪
「ジョバンニ~、Sushi食べた事ないでしょ?海苔の色とかビックリするかもだけど、
食べてみて~」
そう促してみると、目が一点。
Sushiを取る前に一のみ、ゴックンと音が聞こえる程緊張している様子。
口に入れるとほとんど噛まずに飲み込んだ!
その後にジュースを飲み、「うん、美味しい」と!
・・・・今、食べた?飲み込んだ?
でも実際イタリアの田舎部の食なんてそんなもの。
イタリアン以外食べられるレストランももあんまりない場所だし、他の国のご飯にもともと興味がない。
去年地元のアルベルギエロという料理高等学校で、ツナ巻のレッスンした事もあり、もう少し身近になったのかもしれませんが、まだまだですね~。
そこがここの魅力かもしれませんが、ここでの和食は家で本当に和食好きな人だけで楽しむ贅沢な食事となりました。
残りのご飯でつくるチャーハンでさえ、シモーネと二人で食べる癒しご飯です。
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フィレンツェでは若者を中心に、「私、日本人です。」って言うと必ず、「寿司作って!」「寿司の作りかた教えて!」といわれます。
ここ数年の間に日本食、寿司、刺身はMODAになりましたよ~。
Firenzeにも日本食レストランの多いこと・・・中国人経営のところがほとんどですが・・・汗
yumiさんの裏巻きみたら、私のイタリア人の友達は「食べさせて!」とリクエストすることまちがいなしです☆
よほど我慢して口に入れたのね・・・(^_^;)
東京は世界中の食材が手に入る関係で色んな
食べ物を口に出来るけどやはり食べた事が無い
食材は勇気がいるもんね。
どこかの奥地の生きてる虫を食べる国では私は
生きていけないだろなぁと思ってます(^_^;)
日本の体に良い食べ物が今、世界で認められて
きてるからイタリアでyumiちゃんに頑張って欲しいわ。
ほんの少し前なのに、あの頃はまだ生魚を刺身風にアペリティボさせてくれるお店があってね、そこはミラノのスノッブさんたちが通う場所でもあったぐらいです。
今ではあの頃「生魚NG」って言ってた友人が週末和食に通うぐらいです。あと5,6年したらそのあたりでも和食のお店が出来るかもしれませんね。もう少しの辛抱?(笑
ところでお寿司をはじめて食べる人用にいつも作るお寿司があります。
それはスモークサーモンの握りとクリームチーズのラップ巻き(雛ずし)、そこにゴマを足したりします。それとたまごの握りです。
スモークサーモンは既にこちらにありますし、チーズとご飯という組み合わせもこちらにあるものなので、それらに関してはイタリア人も嫌な顔をせず食べます。卵は厚焼き玉子にしますが、甘い卵は新鮮味があるようでこれも好評です。
そして魚やツナを巻いた巻き寿司を出すと好奇心から
寿司をランクUPして食べる人も居ますし、1,2欠片で辞める人も居ますが、最初に出す3つのレシピ寿司についてはほぼ間違いないです。
イタリア人は食に関しての固定観念が強いから、まずその固定観念をとってあげる最初の寿司が大事、と思ってそういうレシピにたどりつきました(笑
それに比べたら日本人はとても食に好奇心があるなって思います。
そうなんですよー!
本当に田舎と都市ではここまで違いますー。
フィレンツェとかミラノに住んでいる友人なんかは、sushi=Modaになっているけれど、この辺りでは中華すら食べた事ない人だらけですから(苦笑)
イタリア料理大好きですけれど、たまにはねぇ。
日本人はそう思うと、とーってもグルメですよね。お年寄りだってうどんだけじゃなくて、パスタ食べますし!!
そうなんでしょうね~。まずは海苔がダメだったみたい。
でもあの食べ方じゃ、味わってないですよねー。
もうとにかく、得たいの知れない物がだめな人多いです。
少しずつ和食人気はあるんですけれどね、都市では。田舎だと浸透するのに何十年もかかりそう・・・笑
そうそう、ミラノなんかじゃスノッブの食べる物的な感じですよねー!
ここはどこだ??いつかカラブリアもそうなるんでしょうか??
20年はかかりそう・・・笑
そっか!やっぱり海苔がだめな人もいるから、海苔なしのにぎりや雛寿司ならいけるかも!
次回初めて食べる人には、そうしてみますー!!!
イタリアって特に都市と地方の差が大きいですよねー。20年くらいの差はありそう!
私なんて、ボローニャからわざわざ美味しい日本米を持っていって作った握りでやられたからね~。「いきなり寿司はレベル高すぎじゃない?」っていうこちらを無視してリクエストしたの、誰だよ~!って思ったわ(苦笑
ウチは主人が海苔食べられないので・・海苔巻き系はNGなのです(涙
でも、Naviaちゃんのラップ巻き(?)はいけるかも!
夏に日本食パーティ、しちゃう?
うちもお客さんが好きかどうか確信がない時は、普通巻きと裏巻きを二種類準備するようにしています。
私的には一口でガブッといってもらって、口の中で具材とご飯とを噛みしめて味わってもらいたいんだけど、中にはせっかく綺麗に巻いたのに、ご丁寧にナイフとフォークで半分にカットして食べられてしまうことも・・あぁ、、、それでは綺麗に巻いた意味がないし、味も巻きずし自体もバラバラになるんだけどなぁ~と。。なので、食べる前に「そのまま一口でいっちゃって!」と言う私ですが、それでもナイフでカットする人何人かいました。そしてノリがカットしずらくて焦ってるヒトも。苦笑
でも日本食ってほんと素晴らしいですよね~知られているのはお寿司とか刺身とか天ぷらとかがメインだけど、それ以外にも種類も豊富だし美味しいし。日本食の良さを分かってくれる人じゃないと貴重な日本食材は使えないわ~と思うことも多々ありです^^あ、でもみそ汁は私の周りではウケかなりいいですョ!
そうなんですよ~!ちなみにコセンツァのお友達にリクエストされたことありますか??ボローニャでもその反応なら、カラブリアの人なんて、特に海外の料理慣れてないですからね~涙。
毎度その反応にドキドキしちゃいます・・・(苦笑)
今回は見ていてかわいそうになっちゃいほど、飲み込んでました!
自分は美味しくできた!って思うものだから余計ですよねー。ま、しょうがないって思うしかない・・・苦笑
次回は和食がまた中華が嬉しいです~(*^_^*)!!
笑!!本当にそう!!
巻き寿司をナイフとフォークで切られると、ちょっと笑えますよね~。
一口で食べてー!と大きな声で言っても、それでも必死にナイフとフォークで食べる人だらけ!!
海苔に苦戦してますしね。一緒に巻く意味ないですよね(爆笑)
そうなんですよー!本当に好きな人とじゃないと、貴重な日本食材使えない!って思いますよねー。すっごい同感!興味半分だと反応悪いときには悲しくなりますしね~。
お味噌汁はいつも二人での食事の時しか作りませんが、次回友人との食事に振舞って見ましょうか?!
yumiさんもちょっと試してみて~笑。
最近美味しい豆腐を発見して、イタリアで初めてそのまま冷奴として食べても全然美味しいの。これにはちょっと感動でリピしてます、しかも安いのよ。でもこれは貴重なのでまだ家族でしか食べてなくて、友達には出せないけどね~ムフフ。。
巻きずしのナイフカットはほんとやめてほしい~苦笑。うちの主人は「手でも食べれるから手で一口で行った方がウマいで!」と(決して関西弁ではないけど)アピールしてくれるけど(Bravo...)、それでもカットしてる人みたら「だ~か~ら~」と思ってしまうけどね^^;苦笑
パニーノにお味噌汁ってすごい組み合わせだけれど、それでもウケるのはすごいですね!!味噌汁試してみますー!でも中身はワカメはNGでしょうね。身近な野菜ならいけそうー!!
美味しいお豆腐も恋しい~!!こっちで売っているのは、木綿も木綿、超固い木綿ですよね・・。美味しいお豆腐は遠いので、そうなったら自分で作るしかないですよ!!(涙)
ミカさんのご主人が手で食べてるのを見ても、ナイフカットしている人って・・・そこがイタリア人だ~・・!!