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外出禁止令が出てから早20日以上が経過しました。
コロナウィルスの死者が毎日毎日増えていき、1万人をついに超えました。
「例年のインフルエンザでも死者は毎年多いし、そんなに心配することない」と専門家や政治家が言っていた2月上旬から1ヶ月半で、ここまで多くの命が奪われました。
イタリアでも最初は甘く見ていたのだと思います。今は、政府も国民も押さえ込むのに必死に戦っています。

私とクララは、毎日自宅生活が続いていますが、Facebook上で子供と色んな工作をしている友人達が多いので、真似て絵の具を使ったりのりを使って貼り付けたり、毎日何かして遊んでいます。
完成したり出来たりすると、とても喜んで、今日は何をしよう?と考えて毎日早く過ぎ去っていきます。

こういう普通の生活が本当にあり難い、奇跡の連続であるのだと改めてわかりました。
奇跡の連続で人生が成り立っている。

コロナウィルスで命を落とした方は、人生の最期に家族にも会えず一人病室で息を引き取ります。
そしてお葬式も出来ず、軍用車に乗せられ、他の州の火葬場で火葬され、家族の元に返ります。
戦死するようなものです。
本当に悲しい死に方です。想像するだけで心が痛み悲しくなります。

日本でも日々感染者や死者が増えています。
志村けんさんが亡くなったとショックなニュースもあり、少しずつただ事ではない、と思っている方も多いはずです。
日本の政府の対応は本当にあやふやで、国民がどう対処して良いのか分かりづらいです。
その中でも、個人店の方々が自腹切っても、家族やお客様の安全を思いお店を閉めているのに、緊急事態宣言を出せない日本政府は何を考えているのか。
お店を閉めたら一銭も入ってこない方々が一歩を踏み出して決意しているのに、その方々の思いを苦労を無駄にしないで欲しいと強く思います。

和牛チケットとか本当にいらない!

離れた場所に住むものにとって、母国のことを思って不安に思うのは、きっと住んでいる人よりも強く思うのかもしれません。
明日から日本郵政局はイタリアからの荷物は拒否することになりました。
本当に日本でもイタリアのように感染者や死亡者が増えませんように。。。


日本ではイタリアの医療制度は崩壊した、、、と言われているみたいですが、その点についても少し。
イタリアと日本では全くといって医療制度が異なりますので、分かっていただくには少しイタリアの医療制度について。

イタリアの公的病院と民間病院があります。(イタリアの各地には民間病院が多くあるそうですが、カラブリア州にはわずかです。)
体調が悪い、検査が必要となると、まず指定のホームドクター(家庭医)に行きます。※無料
そこで医師が必要と診断する場合、診断書をもらい、専門医の診察が必要とみなされると、病院へ診察の予約に向かいます。
専門医の診察については、収入に応じて支払いになります。
場所によりますが、カラブリア州のように病院が少ない場合、半年以上待つことも多く、実費を支払ってもすぐに専門医に診てもらいたい場合は、ホームドクターを通さず、直接専門医にアポをとりプライベート診察に行きます。
この流れで行うとすごく時間がかかるのですが、公的病院で手術や入院する場合、無料です。

私も2015年、卵巣のう腫をローマのGemelli病院で行った時は、地元の婦人科の先生のプライベート診療にかかり、ローマの主治医を紹介してもらい、その先生の診察を実費で払い、Gemelli病院の婦人科の手術待ちリストに載せてもらいました。
診察から約3ヵ月後に手術をしてもらいました。
入院費と手術代は無料です。

民間病院が多い日本に比べてイタリア全土で病院数が少ないですが、医師や看護士のレベルは高く安心して受ける事ができます。
手術代を払わなくて良い国なんてどこにありますか。システムは最高です。
ですが、経済不景気からどんどん医療制度に与えられる経費は削減され、医師や看護士もわずか。
現在のような感染者が7万人という事態に対応しきれないのです。

私の住む南伊・カラブリア州に比べて医療制度や病院が多いロンバルディア州・北イタリアでこの状態。
この大感染がここにやってきたら終わりだ、、、と、カラブリアの人たちは真剣に外出禁止を続けています。

まだまだ戦いの日々。
それでも明るく前向きに生活しているイタリア人と一緒に頑張ります。

おかしな事ですが、自由がなくなってみてやっと本当の意味でイタリアの良さが美しさが再確認できているような気がします。
親しみはあるものの皮肉なことばかり言ってきた自分ですが、第二の故郷を本当の意味で愛せそうな気がしている今日この頃です。

伊コロナウィルス死者1万人越え。。_c0171485_05552618.jpg


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# by yumi_nan911 | 2020-04-01 06:00 | 日々のこと | Comments(0)
バッチョがなくなったイタリア、、_c0171485_00352657.jpg


移動禁止令が出てから12日目、相変わらず自宅にこもる生活が続いています。
外出する際は、何のために外出しているかの用紙を予め携帯すること、買い物の場合家族ごとに一人で向かうため、車の中に2人以上いるといけません。
スーパーや八百屋、お肉屋などは通常営業ですが、お店に入れる人数が決まっているので、外に長い行列があるそうです。
幸い小さい町に住んでいるので、人の数よりスーパーや食材店のほうが多いのでは?と言う場所なので、物がない、と言う状態にはなっていません。
田舎生活に慣れてきたしストレスなく過ごせるので気に入っていましたが、ここにきてコロナウィルス騒ぎで本当に田舎に住んでいて良かったと思います。

家族ががっちり密に付き合うイタリア人ですが、このコロナの件で、近くに住むけれど親や兄弟に会えない生活が続いています。
スキンシップをとるイタリア人ですが、バッチョやハグも今はお預け。
階下に住むシモーネのママと弟とも、自然に会う回数が減りました。時々階段で話したり、お庭で話したり、電話で話しています。
クララにも気を使って、バッチョなどを我慢している姿を見ると、イタリア人みんな頑張って耐えているなぁ、と思います。

私はというと、毎日暗いニュースで家から出れない、、と思うと息苦しいですが、家は車が1台の生活なので、
天気が悪い時はシモーネがほとんど車を使うので、私とクララは自宅にいる事が多かったので、実際あまり変わった気もしません。
が、先が見えないと言うのが本当に不安です。

今の所、カラブリア州の感染者の数は昨夜の時点で273名、死者は8名となっていて、レッジョカラブリア県が多いです。
カストロヴィッラリの病院もコロナ患者の受け入れを始めようとしていましたが、体制が整わなく、今は受け入れをしていないそうです。
病院で働く人が多いので、2次、3次感染となることは避けられるようで安心しましたが、このままいくと本当にこの街の病院は閉まる方向に進んでいくのではと先が不安です。

そんな中でもビデオ電話で話したり、自宅でパンやピッツァを作る人が増えたり、SNSでは美味しい映像がたくさん♪

イタリア生活10年で初めて冷凍ピッツァを買いました!笑)
今まで街のピッツァ屋がすべて閉まるなんて事は考えられなかったので、誰が買うんだろう?と思っていましたが(苦笑)
普通に美味しくて、クララも美味しそうに食べていました!

家で作る人が増えているので、ビール酵母が買えない!らしいです~。

会えないけれど、家族や友達と電話で話したりメールしたりしながら気を紛らわしています。
クララも外に出ない生活でストレス溜まっているのか、少しわがままが目立つようになりましたが、そんな彼女といると毎日が過ぎるのが早いっ(笑)ありがたいのかもしれませんね!

1日も早く収束し普通の生活ができますように。
家族揃って外を歩ける、お散歩できるなんて最高に幸せなことです。
コロナウィルスで亡くなる方は、家族に看取られず一人病室で息をとり、お葬式さえできません。
そんな悲しい最期を迎えられる方がいなくなりますように。。。



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# by yumi_nan911 | 2020-03-24 00:41 | 日々のこと | Comments(0)

イタリア、カラブリア州での毎日。イタリア観光地とは違う、南イタリアの生活や美味しい情報など。


by yumi_nan911
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