南イタリアの小さな異国

私の住んでいる街(カラブリア州コセンツァ県)には、『アルバニア集落』と呼ばれる街がたくさんあります。

昔アルバニアからイタリアに渡ってきて、街を築いたアルバニア人。

始めは人目を避けていたせいか、どこの「アルバニア集落」も山の陰にある場合が多い。

ヨーロッパで貧しい国と言われるアルバニア。

今でも移民が絶えず、先祖代々イタリアに住んでいるアルバニア系住民は、今でもアルバニア人であることを誇りに思い、移民の受け入れを率先している街もたくさんある。

街としても、観光に目を向けていて、家の近くには可愛いアルバニア集落がたくさんあります。

南イタリアにあるアルバニア集落の点在図。
右上の赤枠がカストロヴィッラリの近くのCivita。
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街の標識もイタリア語とアルバニア語が両方書かれています。
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細い道には、このFIAT 500(チンクエチェント)のクラシックカーがとっても◎
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Civitaの名物、その名もPonte del Diavolo (デビルの橋)
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何年か前に雷で旧橋は破壊されたそう。もともと木製だったのを、今はセメント製で立派になりました。

橋のずーっと下には、川が流れています。夏はそこで、キャニオニングが楽しめます!

崖っぷちの街は、どうしてこんなところに・・・と思う反面、その景色に圧倒されます。


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春夏秋冬、いつでもこのおじいちゃん達の姿は南イタリアの田舎を感じます。

だって毎日同じメンバーと、同じ場所でトランプをしているなんて、私ならうんざりしてしまうのに、彼らには「うんざり」なんて言葉は見当たらないみたい。

一人でイタリアの老人 VS 日本の老人を考えていたら、いつの間に! 
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アルバニア集落の学校でも、公用語はイタリア語。
ですので、みんなイタリア語は話せます。けれどお年寄りの中には、アルバニア語を今でも話す人もいます。

アルバニア集落に限らず、10キロ先の町のアクセントや方言が違ってくる、なんてのも普通なのです。

イタリアは小さい国の集まり、というのを実感します001.gif
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# by yumi_nan911 | 2010-09-04 05:55 | Comments(3)

山の街のお祭り

先週出掛けたAlessandria del Carrettoのお祭り。

友人フランチェスコのおばあちゃんが住む、山奥のひっそりとした街。

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夏でも空気は涼しく、お隣のプーリア州やイタリア各地から避暑地として訪れる人もたくさん。

そして冬は雪が積もり、道も悪いためより閉ざされてしまう。

だからこそ、夏は大いに盛り上がる。また冬が来てもいいように、今を大いに楽しむ。


伝統楽器の音、人々の笑い声、伝統の踊り。
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夏のお祭り、夜中まで永遠と続きます・・・。

カラブリア州は内陸は山岳地帯なので、きれいな海もあり、避暑地もあり、夏はとっても魅力的です。

先日プーリア州に用があり出かけましたが、あまりの暑さに観光もできませんでした・・・。

冬でも温暖なプーリア州。大好きなんですが、夏は厳しい。

私の家はいくらか標高があるため、比較的涼しい。
ここに住んでよかったーと、他の州と比べて初めて思いました001.gif
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# by yumi_nan911 | 2010-08-28 23:47 | Comments(4)

イタリア、カラブリア州での毎日。イタリア観光地とは違う、南イタリアの生活や美味しい情報など。


by yumi_nan911
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