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北と南の大きな壁

イタリアは地域やローカルの物を大事にする国で、自分の所の物は絶賛、他の地域の見慣れないものはあまり好まない習慣がベースにある。

そして先進的な北イタリアと、保守的な南イタリアには、目には見えないおーきな壁がある。


北イタリアの人は、南イタリアの人やモノを見下したり、品質を疑ったり、取引を拒んだりすることがある。

伊映画のBenvenuti al sud (南イタリアにようこそ)にはよく描かれている。
北イタリア出身の男性が南イタリアに転勤になり、最初は南イタリアの人をイタリア人としてみなしてなく、アフリカに行く気持ちで転勤。
最終的には南の良さを見出していく、というストーリー。


確かに南イタリアと言えば、食べ物は美味しく物価も安く、ホスピタリティに溢れる人たちばかりでのんびりしているけれど、そんなゆっくり空気に流されて怠け者が多いのは事実。
その上ごみ問題や、マフィア、ンドランゲダ、カモーラのような問題や、薬物問題がよーくニュースで取り上げられているから、ある意味しょうがないけれど。


イタリアに住んでいるイタリア人でも、南イタリアの全部の都市で同じ問題が起こっていると思い込んでいる人も多いのが現実。



北で会社をしている人も、知り合いではなければなるべく南の人と仕事をしたくないと思っている事が多い。
仕事だけでなく、個人的な売買においても、北と南は「できれば関わりたくない」という壁が存在するように思う。



シモーネの仕事でも、ジェノバでウェットスーツ工房を持っている友人が、ある会社から下請けの仕事を持ちかけられたとき、Simonsubを紹介してくれたそう。

でもその会社、Simonsubがカラブリアにあると聞いて、引いてしまったという。


実際面識があると違うんだろうけれど、知らない南イタリア人はNGらしい。


逆に南イタリアの人は、出来るだけ南でお金を使いたいと思う人が多いのが救い。


北の人は南イタリアの方言を話す人をみると、やはりどこか「田舎くさい」と思うし、
逆に南イタリアの人は、北イタリアの方言の人がいると、「感じが悪い」と思うし、どっちもどっちなんですけれど。


北と南の壁、あらゆるところで感じます。


追伸>シモーネが仕事で北イタリアの人と電話で話しているのを聞くと、時々北イタリアアクセントになっていることが。すっごい笑えます・・笑




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by yumi_nan911 | 2013-06-22 19:57 | カラブリア郷土料理・菓子 | Comments(8)

オタクなオット

イタリア人はたいてい、自分で作るDIY(イタリア語ではFai da te)には慣れている。

DIY用や専門工具が売っているホームセンターの様なお店は、Ferramenta(フェッラメンタ)というお店も充実しているのです。

よく行くフェッラメンタのお店に久しぶりに付いていくと、お店に入った瞬間、女性の店員さんは

「あ!シモーネは私ダメダメ!」と逃げていった。

専門工具を売っているお店の人でもシモーネのマニアック度には参っている様子(笑)。

お店の入り口も、なんだか物が増え続けてしまって・・。
c0171485_1843785.jpg


ちなみに写真に写っているガラスのショーケースも彼が作りました。

ウェットスーツ製造以外にも、Maresの指定修理センターに指定されていて、水中ウォッチやダイビングコンピューターの電池交換、水漏れテストなんかも行います。

が、テスト用の機械は自己負担で約1000ユーロでした。

オタクでケチなオット、シモーネ、こんなところで出費は許しません!笑

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自分で作ってしまいました~。水を入れ圧力をかけ、テストをします。


へぇ~こんなもの作れるんだぁ!と毎度感心します。


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by yumi_nan911 | 2013-06-12 18:58 | お仕事 | Comments(6)

祝!1年経ちました。

シモーネのウェットスーツ工房は、6月でオープンから1年が経ちました。

1年と言っても実際にお客さんに売り出したのが1年前で、準備期間を入れるとほぼ2年です。

1年経って形になってきているのかな、と思いますが、まぁ、仕事を続けるにあたって完成することはないですね。

時代は変わるし進化していくし、それに応じて自分たちも変わっていかなければいけない。


だからいつまでも進化していくSimonsubでありたいと思います。


オーダーも増えてきて、特にカラブリア各地の海にはSimonsubのウェットスーツが増えてきているのカナ。

1度、友人がシモーネのウェットスーツ来ているダイバーを、ラメッツィア・テルメの海で見て、嬉しさあまり話しかけに行ったらしいです。


今私たちが作っているのは、主にウェットスーツで、ウェットと言うだけあり、中まで水が入ってくるもの。


そして最近は、セミドライスーツも製造しております。
セミドライは主にスクーバダイビングをする方に使われるもので、チャックの部分が防水になっていて、あまり水が中に入ってこないもの。
冬でも潜る方にはおすすめのものです。


まだ数は多く生産していませんが、ドライスーツになると中は濡れないのです。
これは防水ファスナーや糊付け部分など特殊加工が必要となるので、製造するのに時間がかかります。


カラブリアにもスクーバダイビングスクールがいくつかあり、そちらから女性のお客さんも増えました。


色んなスポーツを楽しむイタリア人ですが、特にスクーバとなると機材を購入したりレンタルしたり、安いスポーツではありません。お金があまりない若者には出来ないスポーツなのか、女性のお客様、ほぼ50代以上。


先日、採寸に来たシニョーラも50歳以上には思えないモチベーションで、

「今はスクーバダイビングだけだけど、これからは素潜りも挑戦したい!いつか水中ガンをもってスピアフィッシングもやりたいのよ~!!」と言った。


その一言から、

*私は毎日ウェットスーツに関わっているのに、なぜ何にもしてないのか?

*こんだけ柔らかい素材がたくさんあるのに、なぜ1着も自分用に作ってないのか?

*昔はスイミングをしていたし、水が怖くなかったのに、最近少し怖いと感じるようになってきた。まだ30代の今、もっと慣れておくべきでは?


と、一人で自問自答してしまいました。


よし、はじめてみるか!


シモーネにユミもやれば?と言われるとやりたくなくなるもの。素直じゃないです。

自分用に一番好きな素材で作って(シモーネよろしく!)海に潜り(泳ぎに)行きたいと思います!



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by yumi_nan911 | 2013-06-06 01:43 | お仕事 | Comments(12)

イタリア、カラブリア州での毎日。イタリア観光地とは違う、南イタリアの生活や美味しい情報など。


by yumi_nan911
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