ミラノ、北イタリアへ
2011年 10月 18日
やっとカラブリア、南イタリアから出ました☆
ラメッツィア・テルメからライアンエアーでベルガモまでひとっ飛び。
毎年車で行っていたけれど、片道10時間以上はかかるので、今年は飛行機を選んだ。
旅行といっても、4日間強行突破の旅程で、大してゆっくりも出来ず、ミラノのシモーネの叔父さんのところにお世話になった。
パパの弟である、Zio Francoは、男兄弟4人の中でも、一番の変わり者。
勉強家である彼は、”Shinto – ZEN”の哲学を何年もかけて学んだ人。深い話を延々と話してくれ、目が宙を泳ぐほど眠くなっても、「ゆみ!(戻ってこい!)」と何度も起こされたのでした。
それでもたまに訪れる私たちの世話をこれ以上にないくらいしてくれて、行く度にイヤリングや時計など小さいプレゼントをくれる彼は、私にとってもよい叔父さんで、勝手に子供の頃もこんな叔父さんがいたら、会うのが楽しみだっただろうな、なんて逆に今の感じから子供の頃を想像してしまったのでした。
ある日、ガルダ湖へ、シモーネの仕事のミシンを見に行ったとき、町の綺麗さに驚いた。
公共のトイレがキレイ!これには大感激!
またブログを通じて知り合った方に会ったり、とても充実した北イタリアだった。
ブログって毎回読んでいるうちに、いつもすでにお友達のようになってしまうから、すごいことだと思う。
そしてオンラインを通してだけじゃなく、実際会えたらもっと嬉しいもの!
おしゃべりに集中していて、あっという間に時間が過ぎ、残念だったけれど、またこれからも会えることを楽しみに…!
そして北イタリアの町を周って思うこと。
北イタリアの街は、カラブリアとは違ってもっと整っている。
イタリアの中でも南北の格差問題は深刻だけれど、本当に目で見てはっきりわかる。
広々のびのびして、美味しいものが近くにたくさんあるカラブリアが好きだ。
そして田舎で何でもあるカラブリアはとても豊かだと思う。
でも時には、実家のある東京じゃなく、イタリアの都市を見るのも必要だ、と感じた。
そうではないと、イタリアはこうだ、と自分の中で完成するのが、それはイタリアではなく、カラブリアだけになってしまうから。
東京で暮らしていたのに、すっかり(必要以上に?)カラブリアに慣れてしまって、溶け込んでしまって、カラブリアのペースが徐々に普通になってきている私。
それは危険かも!
なので、旅行は出来るだけ違う州へ、都市へ行きたいと実感したのだった。
本当に楽しかったです☆昔からの知り合いのように話がつきませんでしたね(*^_^*)絶対また会えますからね!楽しみにしています!!
南北の格差を肌で感じることも必要なんでしょうね。イタリアの現実ですものね…。
ミラノの叔父、会社員なんですけど、うーん、見た目も個性的?な人で、勉強家でいつまでたっても若い!気がします(*^_^*)
なかなか遠いので、頻繁には会えないから、あったときは眠い目をこすって深い話を聞いています(苦笑)
イタリア的思想も混ぜていて、なかなか面白いです。
hitomi♪
確かに、イギリスもアイルランドも、UAEも格差だらけだね。日本もひどくなってきているのね~。イタリアのこの差も人事じゃないから、大変だよー。UAEなんて、映画の世界だろうね!!
まずはカラブリア!ショーンには夏がいいだろうなぁ。ラフティングもキャニオニングもできるし(*^_^*)